3. 他には?

3.1. 既知のバグ/問題点

Athlon/Duron には二つの既知のバグがあります。これは、AMD Athlon Processor Revision Guide の #11 と #14 の問題です。Athlon XP の方がこのバグが発生する頻度が歴然と低いようなので、私のように Athlon XP を持っている人はついている、ということになります [1]

以下の問題が発生する可能性があります (上記のバグによって)

BIOS アップデートが役に立つ場合があります (バグ #11 の BIOS から可能な回避策を含むものとしてそのリリースが提供されている場合)。 但し、私の知る限りこの回避策を BIOS で提供しているのは数えるほどのマザーボードに限られます。

Asus A7V133-C では、BIOS オプション PCI master read caching を有効にすれば関連の問題はほとんど解消されます。BIOS 画面を見て当該機能の有無を確認してください。

また、一部のボードでは、BIOS オプション Delayed Transaction が問題の一部を解決します。このオプションも試してみると良いでしょう。

注意: KT133A を使ったボードでは、このオプションを有効にすると有名な VIA のサウスブリッジのバグが有効化されます。

Asus A7V に関する Newsnet のポストから

他にも問題の原因は考えられます。

パワーセーブ機能を有効にして細かい問題が起きるが、パワーセーブは使うようにしたい場合、通常はパワーセーブを有効にしておいて、音楽の再生時や TV を見る際にオフにするのが良いでしょう。

3.2. ToDo

文書中にチップセットと情報を更に追加すること

マザーボードに、"動く""動かない" の注記を付けたリストを作成する必要があるかもしれない。

3.3. 翻訳

他の言語への翻訳が既に存在しています。現時点では、そのほとんどが本文書の XML 化前の版の翻訳です。

Carlos Mayo さんによる スペイン語版

Mathieu Pillard さんによる フランス語版

Maurizio Fantino さんによる イタリア語版

Fabian Mohren さんによる ドイツ語版 (一部分のみ)

Notes

[1]

訳注: Model 4 (Athlon Thunderbird) の問題 #11,#14 は Model 6 (Athlon XP) ではドキュメント上修正されているように見える。何かまだあるのかな。